神戸市元町、乙仲通にあるこじんまりとしたイギリス焼菓子専門店「アンダーグラウンドベーカリー」は、開店前から行列ができるほどの人気店です。
イギリスのお菓子だけに絞った専門店は珍しく、本格的なスコーンを味わいたい人、イギリス菓子が好きな人から愛されています。
私も「アンダーグラウンドベーカリー」に行くと決めた日は夜型生活の中早起きし、開店30分前には店の前に並ぶよう心がけています。
今回は、「アンダーグラウンドベーカリー」のメニューについて紹介していくので、気になった方は是非並んでみてくださいね♪
「アンダーグラウンドベーカリー」はこんな人におすすめ！
・スコーンが大好き！
・本格派のイギリス菓子を味わいたい！
・なかなか見かけない焼菓子に出会いたい！
・知る人ぞ知る行列のできるお店が知りたい！
「アンダーグラウンドベーカリー」と言えばスコーン！スコーン2種類の違いは？レアなスコーンメニューも！
「アンダーグラウンドベーカリー」で最も人気のあるメニューはスコーン類でしょう。
あまりにも人気すぎるため、スコーンを買う場合は1人全種類合計6個までというルールまでできています！
スコーンが好きな私はもちろんいつも6個買って帰っています♪
高温多湿の夏がある日本では、店長の満足のいく出来のスコーンができないからなのか、夏はスコーン販売を休むほど、スコーンの味にこだわりを持っています。
そんなこだわりの詰まったスコーンは、おいしいに決まっています。
今まで出会ってきたスコーンを紹介していきますので、行ったことのない方は是非参考にしてくださいね♪
何もつけなくても美味しい！ティールームスコーン
「アンダーグラウンドベーカリー」で1番人気なのがティールームスコーンです。
ティールームスコーンは、営業日には必ず販売されています。
スコーンにはクロテッドクリームやジャムをたっぷりつけるのが主流ですが、ティールームスコーンはしっとりふわふわ食感で、しっかりバターの味が感じられるため、何もつけなくてもOK！
温めてから半分に割ると、しっかりした小麦の香り、ほんのりとバターの香りも漂います。
ティールームスコーンは、「スコーンのボソボソ感が苦手…」という人でも好きになってもらえるようにと店長さんがこだわって作った商品です。
「アンダーグラウンドベーカリー」に行列ができる理由は、それほどティールームスコーンに虜になった人が多いということでしょう。
もちろんクロテッドクリームやジャムをつけて食べても美味しいですが、店長によると、メープルシロップをつけたり、アイスクリームを乗せて食べるのもおすすめだそうですよ♪
近隣にある「GROOVY BAKERS」もティールームスコーンと同じく、何もつけずに食べられるスコーンが売られているので、立ち寄ってみてくださいね♪
イギリス本場の本格的な味わい！ファームハウススコーン
ティールームスコーンとは対照的に、口の水分を奪われる感覚をしっかり味わえるのが、ファームハウススコーンです。
ファームハウススコーンもティールームスコーンと同じく、営業日には必ず販売されています。
店長はイギリスに何度も行ったことがあり、イギリスのティールームの味を再現しようという思いで生み出したのがファームハウススコーンとのこと。
外側はさっくり、内側はボソボソしており、ジャムやクロテッドクリームをたっぷりつけるのがおすすめです。
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そのまま食べるタイプのスコーンではありませんが、アレンジを楽しめるスコーンだと感じています。
個人的には、スライスチーズをのせて温めるのがおすすめですよ♪
モソモソ食感を楽しめる、本場のスコーンを食べたい方は、大阪にある「TORRINGTON TEA ROOM」もおすすめですよ♪
ちょっとレアなスコーンメニュー！ブレックファストスコーン！
「アンダーグラウンドベーカリー」で稀に販売されるスコーンメニューの1つが、ブレックファストスコーンです。
見た目は少し小さくしたファームハウススコーンに見えますが、食感や味は全く違います！
味はどちらかというとティールームスコーン寄りで、クロテッドクリームやジャムなどをつけても美味しく、つけなくても美味しいです。
ブレックファストスコーンは他のスコーンに比べて軽めで、名前通りモーニングでサラダと共に食べる目的で作られています。
食感はティールームスコーンよりもふわふわ！
朝にスコーンを食べたい方にはぴったりのスコーンですよ♪
出会えた人はラッキー！グリドルスコーン！
なかなか並ばず、出会った人はラッキーだと言えるのがグリドルスコーンです。
初めて見た人は、
え？これってスコーンなの？
と思ってしまうかもしれませんが、スコーンが生まれたスコットランドでよく食べられているのがグリドルスコーン。
つまり、元祖スコーンはグリドルスコーンだということです！
「グリドル」は鉄板という意味。
グリドルスコーンは両面焼きして作られています。
ティールームスコーンやファームハウススコーンとは、全く製法が違うのが見た目から伝わってきますね。
粉っぽさはスコーン、白パンのようなしっとりしたフワフワ食感で、パンを食べているのかスコーンを食べているのか分からなくなるような不思議な感覚になります。
グリドルスコーンが買えるお店は、少なくとも関西では「アンダーグラウンドベーカリー」しか私は知りません。
出会えた人はかなり貴重なので、絶対に買うべきです。
というのも、私は「アンダーグラウンドベーカリー」に20回行っていますが、2回しか出会ったことがありません(;^ω^)
2024年12月にようやくグリドルスコーンと再会出来ましたが、
Googleフォトを見直してみたところ、
1回目に出会ったのは2021年で驚きました(;^ω^)
あまりに出会わなかったので、グリドルスコーンを自分で作るようになってしまいました。
小麦粉やバターなど、私のようにお菓子作りを趣味にしている人は、大量に必要な材料は多くあるのではないでしょうか？
お菓子を作りたいけど、いちいち買いに行くのがめんどくさい…
小麦粉やバターを大量に買うと重くて持って帰るのが辛い…
そんな時は富澤商店のオンラインショップの利用がおすすめです♪
小麦粉2.5kg、バター450gなど大容量の材料が買えます。
なかなかスーパーでは買えないドライフルーツの種類も多く、いろいろ買って試してみたくなる事間違いなしです♪
しかも、平日・土日関係なく、昼12時までに注文した場合は原則当日発送！
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「アンダーグラウンドベーカリー」のスコーン以外のメニューは？
「アンダーグラウンドベーカリー」では、スコーン以外の焼菓子のメニューも豊富です。
ただ、ティールームスコーンとファームハウススコーン以外のメニューはすべて日替わり！
筆者は「アンダーグラウンドベーカリー」のショートブレッドが大好きなのですが…
20回行っているにも関わらず1回しか見かけたことがありません(泣)
営業日に毎回行けるほどの時間がある人なら良いですが、買いそびれるとなかなか会えないメニューもあります。
苦手な具材が含まれていない場合は、できる限り買って帰るのがおすすめです♪
ここからは、「アンダーグラウンドベーカリー」で日替わり販売されるイギリス菓子を紹介していきます！
ソーダブレッドってどんな味？
ソーダブレッドは聞きなれない方も多いと思います。
ソーダブレッドとは、アイルランド地方で食べられているパンの一種。
一般的にパンを膨らませる時に使われるのはベーキングパウダーですが、ソーダブレッドにはベーキングパウダーではなく重曹を使用しています。
バターミルク(乳清)が使われているのも大きな特徴の1つです。
重曹を使っているため、ほんのり苦みがあります。
そのため、バターを塗ったり、スモークサーモンを乗せたりとアレンジを加えて食べるのを推奨されています。
ソーダブレッドは1種類ではなく、上記画像はブラウンソーダブレッドです。
ブラウンソーダブレッドはオートミールが混ぜられており、小麦感がより強くなっています。
日替わりメニューの中では比較的出会いやすく、好き嫌いが分かれそうな具材が入っていないため、誰でも買いやすいメニューでしょう。
ボリュームのある焼菓子に出会いたい人におすすめ！スコッチバンはどんな味？
スコッチバンは2層のパン生地が特徴的なイギリスのパンです♪
外側はプレーンなパン、中はナッツやレーズン、ベリー等のドライフルーツが練りこまれたパン生地になっています。
ちなみにアンダーグラウンドベーカリーで一番大きい焼き菓子がコレですｗ
その分お値段も他のお菓子やスコーンよりもお高いですが、抜群の食べ応えなので大満足です。
外側の生地は焼き上げられた部分がサクッとしていて香ばしく、中の部分はたっぷりとドライフルーツやナッツが練りこまれていて1口食べると口の中に甘酸っぱい味が広がります(^^♪
そのままでも美味しいのですが、オーブンや電子レンジで数十秒温めてから食べると生地が柔らかく、香ばしさもより広がるのでさらに美味しくいただけますよ～
クリスマス限定のイギリス菓子！ミンスパイはどんな味？
クリスマスシーズン限定のお菓子の1つがミンスパイです！
あまり日本では馴染みがないミンスパイですが、イギリスではクリスマスシーズンによく食べられる定番のお菓子だそうです。
パイ生地の中には、ドライフルーツやりんごを洋酒で煮込んだミンスミートという具材がたっぷり詰め込まれています♪
サクッとしたパイ生地の中にたっぷりと入ったドライフルーツが甘酸っぱくて美味しいです♪
イギリスのお菓子文化を知りたい方や、ドライフルーツが好きな方にはとってもおすすめですよ♪
12月に神戸に立ち寄る用事がある際は、「アンダーグラウンドベーカリー」に並ぶのがおすすめです！
「アンダーグラウンドベーカリー」の基本情報
住所…〒650-0023 兵庫県神戸市中央区栄町通5-1-1 サンシティ栄町101
営業日…火曜日・木曜日・土曜日。
不定休があるため、公式SNSで必ず営業日かどうか確認してください。
6月頃~9月頃までスコーン販売はお休みです。
営業時間…11時～売り切れ次第終了
Wi-Fi…無し
予約…不可
公式インスタグラム…https://www.instagram.com/undergroundscones/
公式X
・本アカウント…https://x.com/ugbakery
・営業日の在庫状況、完売お知らせ用アカウント…https://x.com/hello_ugb
駐車場…無し、近隣にコインパーキングあり
紙袋…有料20円
備考…一時期整理券発行のシステムを取っていましたが、現在は開店前に並ぶシステムに戻っています。隣の店舗に迷惑をかけないよう蛇行方式で並びましょう。
また、現在はお客さん自身が商品を取っていくのではなく、店長が在庫をとってくるシステムになっています。
「アンダーグラウンドベーカリー」は美味しいスコーンと、イギリス菓子に出会える人気店！
「アンダーグラウンドベーカリー」は、美味しいスコーンと、イギリス菓子に出会える焼菓子店です。
イギリスが大好きで、何度も訪英している店長によって作られる本格派スコーンとイギリス菓子は、他店でなかなか出会えるものではありません。
だからこそ、開店前に行列ができるほどの人気を誇っているのでしょう。
スコーンは何個も買いたくなってしまいますが、1人スコーン合計6個までというルールが設けられているので注意してくださいね。
基本的に火木土曜日に営業していますが、営業しない日もあるので絶対に「アンダーグラウンドベーカリー」のSNSで営業日を確認するのを忘れないようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました！
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